2022年11月21・28日、昭和女子大学様のグローバルビジネス学部会計ファイナンス学科の4年生の学生様向けに金融教育・起業家教育講座を実施いたしました。今回の記事では、当日の様子や学生様の感想等を紹介いたします。
講座概要
11月21日の講義では、「会計って悪くない!」と題し、ネットショッピングやサブスクリプション等の身近な例を用いて、日常生活で「会計」をどのように役立てることができるかについてクイズも織り交ぜながら解説しました。また、講義後には、座談会と称して、「会計」という1つのスキルを軸にキャリアを描いていく上でのやりがいやポイント等を紹介しました。
11月28日の講義では、「コンサルタントになろう!」と題し、街のパン屋さんの経営課題解決に向けてチームで検討し、ロールプレイ形式でクライアントに対してプレゼンまで実施することで、コンサルティングの難しさと面白さを体験頂きました。
当日の様子
21日の講義では、「機会損失」や「ライフサイクルコスティング」という「会計」の考え方が、ネットショッピングやサブスクリプション等の日常的な意思決定の中で如何に有効活用できるかを解説しました。
また、講義後には座談会と称して、「会計」というスキルを軸にキャリアを描いていく上でのやりがいやポイント等を紹介し、これから社会人としてキャリアをスタートする中で感じている期待や不安について講師のキャリアを踏まえてお話しました。
28日の講義では、財務諸表等の数値情報と、ライバル店の状況や経営環境等の質的情報を検討しながら、街のパン屋さんの経営課題解決に向けてチームで議論を重ね、ロールプレイ形式でクライアントに対してプレゼンを行うグループワークを実施しました。
「パンだけでなく、コーヒーを提供することで利益率を改善する」、「実店舗だけでなく、オンラインでの販売も始めることで、売上を伸ばす」、「コスト削減のため、賃料の安いエリアに移転する」等、「会計」の知識を活かした様々な提案が行われました。
学生様の感想
参加した学生様からは以下のような感想を頂きました。
全2回の講座を通じて、大学4年生というこれから社会に出てキャリアをスタートする学生の皆様に、「会計」というスキルを軸にキャリアを描いていくことの面白さやポイントをお伝えすることができ、将来に役立つ学びの機会となりました。
おわりに
弊社の金融教育・起業家教育においては、損益計算や決算書等の用語や手法の学びに限らず、将来の指針となるよう、講座を提供しています。
また、今回のような現場での講座に限らず、オンライン講座も提供しています。さらに、教職員様向けの研修・講座も提供しているため、是非お気軽にお問い合わせください。