金融リテラシー・マップを読み解く-小学生低学年編-(最終回)

前回の記事で金融リテラシー・マップを横断的な枠組みの1つ、小学生低学年で身に着けるべき金融リテラシーについて、「外部の知見の適切な活用」の観点から解説しました。 

今回は、これまでみてきた観点をふまえて、小学生低学年で身に付けたい金融リテラシーについてまとめます。 

目次

身近な題材の重要性 

小学生低学年であると、言葉だけで具体的なイメージを掴むことは難しいと考えられます。金融リテラシー・マップにおいても、お小遣いやお年玉といった身近な題材を扱うことの重要性が強調されています。そのため、小学生低学年向けの金融教育においては、身近な題材と如何に結び付けられるかが重要となります。 

計算力・国語力と金融教育 

小学生低学年であると、そもそも計算力がまだ身についていないため、金融商品の仕組みなどを理解することは容易ではありません。また、なかなか周りの大人に聞きたいことを具体的に伝えることは難しいと考えられます。そのため、まずはしっかりと論点を理解する計算力や国語力を身に着けることが、将来的に金融リテラシーを培う上で役立つと考えられます。 

次回からは小学生中学年で身に付けたい金融リテラシーについてまとめます。 

おわりに

Linkardでは、「おかね」のプロである公認会計士・ファイナンシャルプランナーが広範な実務経験は勿論、豊富な講師経験を基に金融リテラシー養成に向けた金融教育サービスを提供しています。身近なトピックを用いて、出張授業オンライン等の様々なスタイルで提供させて頂くため、楽しく、わかりやすく学ぶことができます。

また、Linkardでは金融教育講座の実施に限らず、金融教育コンテンツ作成、講座・イベントの企画・運営まで幅広い支援を行っております。そのため、金融教育に関してノウハウがいまいちわからないなどのお悩みを抱える企業・教育機関のご担当者様もお気軽にお問い合わせください。

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