前回の記事で金融リテラシー・マップを横断的な枠組みの１つ、小学生低学年で身に着けるべき金融リテラシーについて、「保険商品」の観点から解説しました。
今回は、小学生低学年に求められる金融リテラシーについて「ローン・クレジット」の観点から解説していきます。
ローン・クレジットの観点
金融リテラシー・マップにおける縦断的な枠組みの１つである「ローン・クレジット」の観点から小学生低学年が身に着ける金融リテラシーについては、特段列挙がありません。小学生中学年から「計画的にお金を使うことの大切さを理解し、実践する態度を身に着けること」が挙げられています。
計画性と金融リテラシー
小学生低学年であると、なかなか将来の計画をもとに活動することが難しいため、将来の視点が必要となる「ローン・クレジット」について金融リテラシー・マップに特段記載がされていないと考えられます。夏休み宿題の対応計画作りなどを通じて、少しずつ将来的な視点を育みながら、「ローン・クレジット」に関する基本的な考え方を理解していくことが必要であると考えられます。
次回は「資産形成商品」の観点から小学生低学年で身に着けたい金融リテラシーに関してみていきます。
おわりに
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